日 本 の 美 術
HOMEブログ本館日本文化美術批評東京を描く水彩画動物写真 | プロフィール掲示板



飛鳥・白鳳時代の美術


仏教の伝来は、公式記録(日本書紀)では、欽明天皇七年(538)に百済の聖明王から我が国に仏像・経倫などが伝えられたのが始まりということになっている。受容にあたっては、複雑な反応もあったが、聖徳太子の時代(六世紀末)には、本格的に受容された。

仏教の受容とともに仏教寺院の建設も始まった。最初の仏教寺院は蘇我馬子が飛鳥に作った法興寺(飛鳥寺)である。日本書紀によれば、着工は592(崇峻五)年、完成は596(推古四)年である。その後、浪速の四天王寺と斑鳩の法隆寺が建てられた。法隆寺は、670(天智九)年に焼失し、その後30年以内に再建されたが、現存する木造建築物としては世界最古である。

仏教の受容の産物として、建築物だけではなく、仏像についても、古い物が残されている。それらには、大陸の仏教美術の模倣にとどまらず、日本独特の美意識が働いていると指摘できる。ここでは、日本史上初期の仏教美術について、俯瞰したい。飛鳥・白鵬時代それぞれの代表的な美術作品について画像を鑑賞しながら適宜解説を加えたいと思う。


仏教の渡来と飛鳥時代の寺院建築:日本の美術法隆寺の伽藍:日本の美術

飛鳥時代の仏像1:飛鳥大仏


飛鳥時代の仏像2:法隆寺金堂釈迦三尊像

飛鳥時代の仏像3:法隆寺夢殿観音

飛鳥時代の仏像4:広隆寺の半跏思惟像

法隆寺玉虫厨子:日本の美術

白鳳時代の仏像1:百済観音像

白鳳時代の仏像2:中宮寺半跏思惟像

白鳳時代の仏像3:夢違観音

白鳳時代の仏像4:橘夫人念持仏

法隆寺金堂壁画

法隆寺五重塔の塑像

当麻寺の塑像と乾漆像





HOME









作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2013-2014
このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである