日 本 の 美 術 |
HOME|ブログ本館|日本文化|美術批評|東京を描く|水彩画 | プロフィール|掲示板 |
朝顔狗子図杉戸:円山応挙 |
朝顔と子犬を描いたこの絵は、愛知県の明眼院という寺の杉戸に描かれたものだ。現在は東京国立博物館裏の応挙館に収められている。 朝顔の咲き広がる庭に、ころころと肥った子犬たちがじゃれあっている。ごく日常の眺めを絵にしたものだが、その描き方には、琳派の絵師渡辺始興の影響が指摘されている。 非常にあっさりとした構図だが、見る者の目を和ませてくれる。 これは右側の部分を拡大したもの。子犬たちの表情が愛くるしい。 (天明四年<1784> 板地着色 各168.5×81.3cm 東京国立博物館) |
HOME | 円山応挙 | 次へ |
作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2013-2020 このサイトは、作者のブログ「壺齋閑話」の一部を編集したものである |