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当時全盛美人揃(二):歌麿の美人画 |
(玉屋内 小紫) 玉屋の売れっ子芸者小紫を描いたもの。同じく玉屋の花紫とは義理の姉妹の関係にあったのだろう。 花紫とは対照的に、細くて長い眉毛と華やかな彩の衣装が印象的だ。長いキセルを手にしているが、当時の芸者にとって、タバコはたしなみの一つだった。自分の口で煙を整えて、主に渡すのである。 これは外題に、こてふ、はるじ、とある。 (松葉屋内 染之助) 美人揃えシリーズの中で、もっとも若々しさを感じさせる。あたりをはばかりながら、封書を開けようとしているのは、恋人から来たものか。 外題には、若木、若葉とある。この女のあだ名なのであろうか。 |
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